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The Elder Scrolls 2 Dagger Fall 第12回

 16, 2017 20:58
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ここがファーレム城です。



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ダンジョンの中を進んでいきます



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「!?」

このクエストで来る事になるダンジョンはランダム(多分)ですが、ファーレム城の奥の間は
上下に広い立体構造で、空中歩行の魔法がないとかなりキツいでしょう




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一番上の部屋で紙切れを回収、読んでみるとアーサゴー王子の遺書のようだった。



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 第三紀400年 1月23日
 ファーレム城にて。

 この地下室に閉じ込められ、二日が過ぎた。私は死に、骨も残らないであろう
 いつかこの手紙が読まれ、センチネルの王子、アーサゴーの悲劇が知られることを祈る。

 これを書いている時、私は15歳。そして、私は病弱で、健康な両親に不満を与えてきた。
 西タムリエル最高の治癒師達が、私が咳をしたり熱を出したりする度に手を尽くしたが、
 何度私の命を救おうとも、病気がちの身体を改善することは出来なかった。

 思えば、私は両親からの愛情を受けたことなどほとんど無く、
 私のような足手まといが王国の後継者であることに恥を感じてさえいた。
 
 私はカモラン王のような戦士になれそうではなかったが、親友の一人であるステンダールの僧侶は、
 センチネルで初めての学者王になるかもしれないと言ってくれた。

 妹のアウブキは、両親から本当に可愛がられていた。健やかで、美しく、魅力的。
 彼女のことを悪く言う言葉を考えるのは難しい、もう一度彼女に会いたい。
 六年もの間、アウブキと私は、センチネルのただ一人の子供たちであった。
 
 8年前、女王はグレクリスという名前の男子を産んだ。
 強き王という古代のレッドガードの言葉にちなんで。
 グレクリスは本当に強い男子だった、咳をするところさえ見たことが無い。
 
 グレクリスの一年後に生まれた女王の次の子供は、更に不吉な名前付けられた、ロートン。
 次男という意味だ。私が懐疑的であったならば、これらの命名の意味を読み取っていただろう。 
 ロートンやグレクリスは我ら氏族の、よくある名前だと私は結論付けてしまった。

 今は分かっている。非公式なものであったとしても、私は継承権を失ったのだ。

 ロートンが生まれる数ヶ月前そしてその後三年以上、私の病状は悪化していた。
 治癒師は匙を投げたが、何故か、ゆっくりと、私は元気になった。
 最初で最後であったが、私は父である王の表情を読み取った。
 それは無関心ではなく、嫌悪だった。

 三日前の夜、散歩中に見知らぬ男たちに襲われた。私は縛られ、乱暴に袋に放り込まれている間
 私の乳母は驚いた様子も無くただ立って見ていた。

 遂にはここに置き去りにされた、どうにかして戒めを解いたが。
 何処にも行くことが出来なかった。この場所は不死の化け物で一杯だったからだ。

 希望は残されていないが、恐怖も無い。ただ、少し残念に思う。
 歴史と科学ではなく魔術を学んでいたならば、この場所から抜け出せたかもしれない。
 私の家庭教師の一人がアンダーキングの話をしてくれた。
 どの様にして自らの力を強大な身体に注ぎ込み、そうしてタムリエル全土を大昔に征服したのかを。
 そのような強力な身体であったならば。

 だが、私は魔法を学ばなかった。私は歴史を学んでいた。
 よってこの手紙を残す、自身の復讐ではなく、歴史に残る文章として・・・。




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「何という事だ。可哀想なアーサゴー・・・。お約束の通り、ライサンダス王について。
 
 ライサンダスは自分の宮廷魔術師と恋をしていました。その貴婦人の名前はメドーラ・ディレニ。
 そして、我々との戦の間、女王に見つかったのです。
 夫が不在の間に、女王は宮廷からメドーラを追放しました。
 私の姉アウブキは現在女王として、平和条約の保険の一部となっていますが、
 ミニセラは未だに夫を亡くした王母としてダガーフォール城にいます。
 
 メドーラが何処に行ったのかは分かりませんが、
 バルフィエラ島に巨大な城を持っているはずです。
 しかし彼女にはある呪いがかけられており、決して外に出ることが出来ないとも聞きました。

 それが貴方の助けになるかどうかは分かりませんが、これが私が知っていること全てです。」



このクエストの後日談が書籍「センチネルの夜」にて語られています。




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