「使いを必要としているんだが、そこらのゼリーで武装したような傭兵ではない。
歓迎されない割り込みに対して届けられるべき、最優先の手紙があるんだ。
この報酬として、指輪と、ウェイレストの王と女王に対して口添えをするし、
他では聞けないダガーフォールの問題に関する情報もやる。この仕事を受けないか?」
「誰だお前」
「口の利き方に気をつけろ、俺はヘルセス王子だ。」
「えっ・・・」
ヘルセス王子でした、王子の頼みとあらば断れないので受けます。
「明日またここに来い、手紙と受取人の場所を知らせる」
王子の命を受け、手紙を元老院の筆頭、カステリオン卿の元へ届けるためチェスタータワーへ。
手紙の内容は個人的なことなので読むなとのこと。
セーブして読むけど
親愛なるカステリオン卿へ。
この手紙をお届けするに際に、強硬な手段が取られたかも知れません、城で貴方に近づくのは不適切であると思いました。
私は、貴方のクラウンへの忠誠と国内部での中立性に、長い間感心しておりました。
何とか、屈辱的なシナリオより貴方の尊厳を守りたいと願っています。
問題は、貴方の妹であるパシファ嬢。彼女は国外に住んでいますが、
定期的に宮廷の者と情報を交換しております。
私は貴方たちの兄妹愛の深さを理解し、尊重しております。
私の好奇心に満ちた質問に、パシファ嬢は貴方の手で書かれた手紙をいくらか送ってくれたのです。
”楽しみながら、クリームの中に半分沈んだ赤いベリーを探りましたか?
私は貴女のを夢に見て想っているのです、
愛しい人よ、貴女に私の魂を注ぎましょう、
貴女の甘い感動に私の魂は奪われてしまいました”
妹君に対する貴方の愛情の潔白に関しては貴方と私は理解しておりますが、
宮廷には淫猥な心を持つが多く、グロテスクな誤解をしてしまうことでしょう。
彼女の夫の嫉妬深さと怒りは有名で、私も良く存じております。
否定的な反応を避ける最も良い方法に関し、早い機会に返事を頂くことを期待しております。
ウェイレスト城でお待ちしています。
ウェイレストの王子 ヘルセス
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指定の場所へつきました。どうやらヘルセスは元老院のメンバーを脅迫するための手紙を書いた様
しかも人妻である妹との近親相姦ネタ・・・
カステリオン卿に早速渡しましょう。
「ヒエッ・・・、返事を書くので少し待ってくれ・・・。」
ヘルセス王子へ
貴方の親切心を理解しました、都合がつき次第話し合いに向かいます。
カステリオン卿
ヘルセスの言う歓迎されない割り込みとは王位継承の事でしょうか。
元々バレンジアの連れ子で国王のイードワイアとは血がつながってないので不利なんでしょう
前妻との王女であるエリサナに対抗するために脅迫に走ったのでしょう。
「よくやったなギルバート、君のお陰でカステリオン卿には融通が利くようになった。」
「これが約束の品だ、ヘルセス王子は約束は必ず守る
それと、ダガーフォールの状況に関して教えることを約束していたな。
私の家族は普通の者が知っているよりも多くのこと知っている。
我々はライサンダス王とカマロン王の元に相談役を送り、
クリンゲインフィールドの戦いの直前に意見の違いを正そうとした。
ライサンダス王は嫌なほど皇帝に忠実であるのに対して、
カマロン王は自治権を拡張させるために戦っていた。
相談役の報告によると、オークのゴートウォグによって待ち伏せされ、
到着が遅くなりすぎてしまったのだという。
しかし、少なくとも我々の相談役の何名かがライサンダス王のテントに到着し、
彼と少し話をしたということも聞いた。今の時点では、これ以上のことは言えない。
詳細な情報を得るか、状況が進めば君に話すつもりだ」
クリンゲインフィールドの戦いといえば、ベトネイ戦争においてライサンダス王が暗殺された
戦いです。何か裏がありそうですね。